ベトナムで日本語ブーム

日本語がベトナムにおいてブームになっており、日系の会社へ就職したいと考えているベトナムの学生が多くなっているそうです。
ベトナム人について日本語教師をホーチミン市でしていた男性の話によると、日系の会社への就職を狙っているベトナムの学生が増えており、日本語を以前に教えた生徒たちは、日本語をマスターして裕福な暮らしを送っているそうです。

未曽有の日本語ブームがベトナムで起きているそうです。
最近の日本の新聞の報道によれば、昨年度日本にベトナムから語学留学した学生は前の年度に対して4倍になり、ホーチミンやハノイの日本語学校は、日系の会社へ就職したいと考えているベトナムの学生たちが多くなっているそうです。

ベトナムで日本語教師をしていた人の話

フリーライターのホーチミン市で以前日本語教師をしていた人が、日本語熱に対するベトナム人について話した内容についてご紹介しましょう。
自分もホーチミン市で20年ほど前、日本語教師をしていました。

自分を含めて日本人教師が6名、約600人の生徒数でした。
市内においても、外国語学校の最大クラスのものであったと思います。

ほとんど生徒さんは社会人でした。
日本語を学習する目的は、現在と同様に日本人が相手の商売や日系の会社への就職ということですが、大きく2国間の関係が違っていました。

日本は、その当時、経済制裁をベトナムに加えており、本格的に日本の大会社はまだ進出していませんでした。
長期間の滞在届けを日本の領事館に提出して市内に住んでいた日本人は、100人程度と言われていました。

また、入国時にはビザが必要であり、入国後は滞在届け、移動許可証が別の都市に行く場合には必要で、観光のためにこのように面倒な国に来る人も多くありませんでした。
このような中で、ほとんどの生徒さんは勉強に熱心でした。

しかも、日本語が次第に上手くなって会話が密になってくると、驚くような豊かな人間性や知性のきらめきがあるような人も多くいました。
毎日彼らと接していて、自分自信を反省するようになっていきました。

先生の仕事をしていたため「先生」と言われていましたが、これは自分が単に日本人として誕生したためで、自分は日本人として誕生するために全く努力をしていませんでした。
一方、生徒たちはどうでしょうか。

モノを他の人に教えるということは、人が謙虚になります。
ベトナムの人達を自分は尊敬するようになりました。

それから20年経って、その頃20ドルの月給の化学教師であった生徒は、人気のガイドとして仕事をしています。
オートバイを買うことができなくて、学校に錆びた自転車で来ていた人は、大きなレストランをベトナムで経営しています。

日本語を学習してくれる外国人が増加するのは非常に嬉しいものです。
しかしながら、教える人が傲慢になってはいけません。
厳しい国際環境の中、日本人が学ぶ必要がある相手は日本語を学習してくれる人達です。