日本語教師の仕事

日本語教師の仕事は、日本語を母国語が日本語以外の言葉である外国の人に対して教えるものです。
国内にあるスクールや日本語学校、家庭教師などで日本語を教えている場合や、外国にある日本語学校や大学などで日本語を教えている場合もあります。

日本語教師の場合には、能力の高い日本語と、理解しやすく教えることができるリーダーシップや指導力が要求されます。
さらに、国籍、生活習慣、年齢、宗教、文化などが違っている生徒たちを教えるので、一人ひとりの価値観や個性を認めることも大事です。

日本語教師のやりがい

では、日本語教師はどのようなやりがいがあるのでしょうか?
ここでは、日本語教師の体験談から日本語教師のやりがいについて見ていきましょう。

日本語教師というのは大変ですが、やりがいがあると考えています。
月給が多くない割にはいろいろな責任がついてくるし、授業を準備するためにいつも忙殺され、一般的に思われている以上に仕事は大変です。

しかしながら、全く日本語が分からなかった生徒が、文法を教えていると分かったり、日々日本語が上達したりしていく様子を見ていると、非常に達成感があります。
テキストに記載しているような日本語をしゃべっていた生徒が、自然に自分が言った言葉をまねて、宿題を出す時に「やだぁ」「えー」などと言っているのを聞くと楽しくなってきます。
また、授業で作文の時、生徒が一生懸命漢字を使用して書くと、漢字を使用していない国の生徒であるにも関わらず、非常に頑張っていると大変うれしくなります。

タイで自分が日本語教師の仕事をしていた際の出来事です。
タイのクリーニング店で、ある時自分の服がクリーニングの後破れていたということが言えなくて、困っていると、偶然一番クラスで学習の進み具合が遅い女子生徒と出会いました。

その女子生徒は手を振って寄ってきて、自分が困っているのが分かったらしく、クリーニング店の人と自分の間に入って、日本語を使用して片言で自分に話してくれました。
その女子生徒にとって、日常生活において日本語を使用して、しかもそのことが人のためになることに使用するのは最初の経験であったのでしょう。

その後、その女子生徒は授業中だけでなくその他でも、積極的に学習した日本語を使用して自分に話しかけてくるようになりました。
偶然のこのような出来事が契機になって、その女子生徒は変わっていきました。

勉強に対する生徒の姿勢は、教師の対応次第で違ってくることがよく分かりました。
自分が日本語教師の仕事をしていくために、学生たちが成長するのが原動力になっています。
今まで以上に生徒が勉強を頑張ったり、これまで不可能であったことが可能になったりした場合には、やりがいを日本語教師として感じます。