コツは具体的に褒めること

日本語学校に通ってくる海外の方は、初めて小学生に学校に通い始めた子供たちと同じような感覚です。
これは上から目線で見ているのではなく、ワクワクドキドキ緊張感を持ちながら毎日通ってくるということになります。

最初は全くわからない日本語を一つ一つ覚えるたびに目を輝かせて喜び、嬉しい表情を見せてくれるでしょう。
日本語教師として、こういった海外の方を褒めていくためにはいくつかのコツを掴んでおかなければなりません。
ただ単に褒めるだけでは気持ちが伝わらず、表面だけになってしまいます。

表面だけ褒められても、心底嬉しいと思う生徒はいません。
そこで最も重要になってくるのが、生徒を褒める時には、必ず具体的に褒めるということになります。
例えば単語の覚え方である発音が良かった時には発音をしっかりと決めましょう。

また複数の言葉を一度に覚えられたなどというときにも、それだけ努力をしたということについて具体的に褒めると良いですよ。
具体性を持つことによって自分の頑張りが本当に認められたといった実感があるため、生徒として通っている方々も非常に喜んでくれます。

一緒に喜ぶことで信頼を得る

生徒を褒めるときのコツとして、さらに重要になってくるのは褒めるだけでなく、一緒に喜ぶということになります。
海外の方にとって日本語というのは様々な外国語の中でも特に難しいものです。
そう言った日本語を一つ一つ覚えるのは、至難の技と言えるでしょう。
そのため、一つでも言葉を覚えた時や文法を覚えた時、会話ができたときには一緒になって自分の事のように喜びましょう。

そうすることで気持ちを共感することができるため、信頼が得られます。
生徒そして日本語講師の間にしっかりとした信頼が生まれることによって、生徒のやる気を最大でまで引き出すことができます。
モチベーションの高い状態で勉強することができれば生徒が日本語を覚えていくスピードも早くなるでしょう。
苦痛に感じることなく、可能な限り頑張れるように日本語講師として、さらには教師としても褒め方のコツを覚えるのは必要なことです。

授業以外の場所を活用する

生徒を褒めるときには、前述した通り具体的に褒めることや、一緒に喜ぶことが大切になります。
またこの他に授業で自分が説明をしている内容以外の場所で、褒めることも取り入れていきましょう。
例えばテストの答案用紙等についても褒め言葉を一言記入するだけで、頑張っねいる外国人にとっては大きなモチベーションに繋がります。

さらには教室をあとにして帰宅する際にも、一人一人の特徴をつかみながら褒めると良いでしょう。
しっかりと教える側が生徒一人一人の特徴を掴んでいるというのは自分を見てくれている証拠ですので、生徒としては本当に嬉しいものなのです。
こういった部分を教える側が把握した上で日本語講師そして日本語教師として働いていくことが、自分のやりがいにもつながり生徒との関係を良好なものにできます。