日本語の同音異義語が難しい

特に外国人が難しいと感じる日本語はどのような言葉なのかと言うと、「同音異義語」です。

例えば「はし」という言葉。
平仮名にすると日本人でも何を指した「はし」なんか解りませんが、漢字にすれば「端」「橋」「箸」とあります。

会話の流れの中であれば何を指した「はし」なのかすぐに解りますが、いきなり言われたら何の「はし」なのか解りません。
そしてこの手の同音異義語がとても多いのが日本語なのです。

また、「はし」を含むとなるとさらに増えますのでますます難解になります。
「梯子」「切れ端」といったように、とにかく一つの言葉に様々な意味があるのです。
日本語をよく解っていない外国人からすれば、難解極まりないものになるでしょう。

平仮名、カタカナ、漢字と種類が多い

ここまでいろいろな種類がある言語は世界的に見ても珍しいと言われています。
例えば英語であれば、基本的に全てアルファベットで表記されていますので、
アルファベットさえ覚えればとりあえず言葉そのものを読む事が出来るようにはなります。

ですが日本語の場合、平仮名、カタカナそして漢字。
一体どれだけの言葉を理解しなければならないのかは日本人でも理解していないのではないでしょうか。
しかも種類も多いです。
アルファベットの場合26文字です。

26個覚えておけば、とりあえず読む事は出来るようになります。
ですが日本語の場合、平仮名、カタカナともにその倍はあります。
そして平仮名とカタカナだけを覚えても、いざ本を読めるようになるかと言えばなかなか読めません。

そうです、漢字です。
平仮名、カタカナ、そして漢字。
これら全て読めるようになって初めていろいろな物を読む事が出来るようになるのです。

さらに平仮名とカタカナは「濁点」がつけられているものもあります。
「がぎぐげご」「ざじずぜぞ」「ぱぴぷぺぽ」といったように、同じ文字でありながら、何か就いているおかげでまた違った読み方になるのです。

他の国の言葉ですと、とりあえず読む事は案外すぐに出来るようになるのです。
日本語の場合、それ相応に読めるようになるまでも時間がかかるのです。

日本語は読むだけではありません

自分自身で喋ったり書いたりしなければならないのですが、「書く」がとても難しいのです。
先にもお話ししたように漢字、平仮名、カタカナ。
文法の流れによってこれらを使い分けなければならないのですから大変です。

日本人でさえ漢字を忘れてしまったり、「この漢字は難しい」と思うようなものもあるのです。
それを日本語に馴染みのない外国人が理解しようと思っても、難しいと感じるのも仕方ない話です。
また、日本語はアルファベットとは文脈や発声そのものが異なります。

言うなれば「和」と言ってもいいものではあります。
しかし、根本的な部分で異なるものですから、なかなか簡単には理解する事が難しくなるのです。
日本語学校に通っている以上、それらを覚えていく必要があります。
実際かなり苦戦している外国人の姿を見かける事も珍しくありませんが、それだけ日本語が難しいという事です。

参考記事1:同音異義語の難しさ
参考記事2:漢字の難しさ
参考記事3:漢字は読めれば良いのか?